aihachi’s diary

2016年元日スタート。日々の生活で面白いと感じたことを書けたらいいなぁ。現在の関心事:フィギュアスケート、クラシック音楽

初めての自主練

 4月にスケート教室に入った私ですが、週一の練習を続け、5月20日が6回目の練習日でした。2回目まではバランスを崩して転倒し痛い思いもしましたが、3回目からは転倒することがなくなりました。痛い思いをしなくなると、現金なもので練習が楽しくなってきます。でも、教室で先生が教えてくださることをマスターしてできるようになったわけではありません。

 私はスケートを甘く見ていました。スケートで前後左右自由自在に滑るのは本当に難しいです。私が今まで試合やアイスショーで見ていたスケーターの皆さんは長い間のたゆまぬ練習の積み重ねがあったからこそ、あの素晴らしい演技ができるのだと身をもって感じています。

 昨日は教室の日ではなかったのですが、招待券があったのと時間の都合がついたためアイスアリーナに出かけました。初めての自主練です。自主練したら後ろ向きのスネーク滑走ができるようになるんじゃないかと感じたのです。

 教室で教わったことを思い出しながら、一人で練習を始めましたが、どうしても思うように滑りません。そんな時はついついAさんを頼りにしてしまいます。Aさんはあと3年で80歳になるそうですが、身のこなしが軽くスケートがとても上手です。そして、誰にでも親切に教えてくださいます。

 教えてもらったことがすぐにできれば苦労がありませんね。Aさんに教えてもらって、頭では理解できたことが、体の動きとすぐには結び付きません。また、しばし一人で悪戦苦闘しました。

 練習を始めて2時間経った頃でしょうか、ふっと滑る感覚がつかめました。私の脳の中でついに回路が繋がったのでしょうか。できなかったことができるようになる、子どもの頃はたくさんあったのに、大人になってからはあまりそういう機会がありません。

だから、とても嬉しいのだと思います。

 昨日は、去年2か月だけ教室に入ったときの仲間が私の他に3人自主練に来ていました。偶然です。皆がスケートできれいに滑れるようになることに憧れ、リンクに吸い寄せられているようです。