aihachi’s diary

2016年元日スタート。日々の生活で面白いと感じたことを書けたらいいなぁ。現在の関心事:フィギュアスケート、クラシック音楽

身体を動かす楽しさ

 今日は最近感じている身体を動かす楽しさについて書きます。

 振り返って見て、小、中、高校時代までは体育の授業で身体を動かしていました。小学校の時はお昼休みには校庭に出て、鉄棒で難しい技に挑戦するのが楽しみなような子どもでした。中学校で卓球部、高校で器械体操部に入り毎日放課後練習しました。体育の成績はまあまあでしたが、部活動で県大会を目指すような気持ちは全く持っていませんでした。私の通った中学では、当時バスケットボール部が県大会に出場できる実力のある部で休日も休みなしに練習していました。私は、そこまでやりたくない、がんばれないという気持ちで卓球部を選んだんだと思います。

 大学時代は運動するのは体育の授業だけになりました。何のご縁かウエイトリフティング部のマネージャーになってしまいました。そして、社会に出ると体育の授業はなくなり、休日に何かするわけでもなく、全く運動と無縁の生活になりました。そんな生活が30年位続きました。

 50を過ぎた頃だったか、菊地和子さんの『50歳からのきくち体操』という本に出会いました。読んでみて、やっぱ身体を動かさなきゃダメだなと思いました。年齢が上がっても、自分で体を動かせば筋肉を維持することができます。マッサージや整体のように人にしてもらうものにはその働きがないことが、実例と共に書いてありました。

表紙に、・体が変わる・心が変わる・生き方がかわる とあります。鍛えない、がんばらない、人と比べない!とも書いてあります。

ページをめくって、写真を見て、説明を読んで自分でもやってみました。開脚をしたときにあまりの開かなさに驚きました。高校時代に体操をしていた時のイメージのままだったので問題なく開くと思っていたのです。30年以上経っているのですから身体も変わっているはずです。じゃ、きくち体操を続けたらどのように自分の体が変わるか見てみようという気持ちになりました。記録していないので、正確な日数がわからないのですが、開脚が開くようになるのにそれ程かからなかったように思います。

 今はこの体操を続けていないのですが、2年前から公民館の太極拳クラブに入って、週1回の練習を続けています。2時間の練習の前半でストレッチや体幹を鍛える運動をやり、後半で太極拳の動きをやります。家で練習することはほとんどなく、週1で効果があるのか、と思っていましたが、これがあるんです。体の柔軟性、体幹の筋力も確実に増しました。体は変わります。そして、体に自信が持てるようになると、気持ちの面でも何かやってやろうという意欲が湧いてきます。これが、心が変わるということでしょう。そして、生き方が変わるにつながっていくのでは。

 スケート教室のことも前に書きましたが、今の自分はできないことにチャレンジできる気持ちを持っています。身体を動かした後の爽快さ、チャレンジ精神を持ち続けることができること、そんなところがいいです!