スケート教室~14回目~別世界
週に1回私は別世界にやって来る。日常生活とは切り離された別世界、氷の世界へ。
なんて書き出しましたが、要するに日常生活から離れた時間を持つのはよいことじゃないかっていう話です。
みなさん、そんな時間をお持ちですか。別の言い方をすれば仕事以外に趣味を持つということでしょうか。
私は、フルタイムで働いていたときに忙しすぎて、全く趣味の時間を持つことができませんでした。休日も家事、育児をしていたし。退職して自分の時間を持てるようになって初めて、何かやろうと思えました。
忙しすぎるっていうのはよくない。考えることをしなくなるし、とにかく目の前のことをこなすだけになるし。
仕事を持っている人が、仕事も一生懸命できて、趣味も楽しめる、そんなバランスがとれるのが理想的だな、と思います。
昨日の教室の内容は、前回とほぼ同じでした。私たちのグループはメインリンクの方で、練習したので、いつもより距離が長く、1列目が終わるまで待ち時間が長かったりしたので、途中からリンクの半分までに分けてやりました。
私は、最後の片足滑走が相変わらずできない状態でした。でも、グループの中で、二人は長い距離を片足滑走できるようになっています。できる人が出てくると、あんな風になれるんじゃないかという希望も見えてきます。
先生が、できるようになった人は、どんどん上のグループに上げて、残り組を特訓するとおっしゃってましたが、望むところです。早く上に上がりたい、というより確実に、自信を持ってできるようになりたいという思いです。
自主練の時に、Aさんから片足に乗って滑る練習をするように、とまたアドバイス頂きました。教室の時は、両足を揃えた滑走から片足を上げる片足滑走、自主練の時は片足ずつ交互に乗る滑走、と違いがあります。できないながらも後者の方が感覚がつかめそうです。そして、後者で感覚がつかめれば、前者につながるのではないかと。
サラ・オレインさんが今井遥選手とスケートをしている様子をツイッターに上げてくれました。サラさんは、才色兼備で憧れの人なんですが、スケートに関しては初心者の
ようです。フェンスにつかまって歩いたり、遥選手に手を持ってもらって滑ったりしていました。これにはもう親近感が湧きました。
Skating makes my day. See you next week, my dear rinkmates!
Opened the new door ~『 介助者』という扉を開く
人生の計画を持って生きている人は、その通りに進んで行くのかもしれないけれど、
私のようなしっかりした展望のない人間は、先のことがわからない。予想しなかった展開になることがある。自分の身に危険が及ぶようなことでなければ、それも面白いと思う。
前に車いすの女性Jさんと知り合ったことを書いたが、今、彼女とは週1回1時間の英語のレッスンをしている。彼女が特別支援学校に通っていた時、どうしても英語の学習時間が限られていたため、基礎から学び直したいという希望があった。そこで、今使われている中学校の英語の教科書を購入し学習を進めている。学ぶ意欲が溢れている人と学習するっていうのはとても楽しい。毎回二人ともハイテンションで表情豊かに対話文を読んだりしている。
学習時間の前後には世間話もする。彼女の家には長時間ヘルパーさんに入ってもらっているのだが、人手不足のようだ。特に朝7時からの早朝に来てくれる人を見つけるのは難しい。これは想像できる。たくさんの人にヘルパーとして登録してもらえると有り難いということだった。そして、私にも月1回でも入ってもらえれば嬉しいと言われた。ヘルパーとして働くためには、講習を受けて資格を取らなければならない。
LSK(ライフサポートセンター熊谷)に連絡して、この月曜日に講習を受けることになって行ってきた。11時半に行って、講習が終わったのは午後5時を回っていた。ふだんのほほんと時間を過ごしている私が、長時間集中しているのは大変なことではあったが、初めての体験ばかりでとても興味深かった。行ってよかったと思う。
講習の内容は、
1.介助者の仕事、心構えなどのお話
2.食事の当事者と介助者の体験
3.食後の歯磨きの当事者体験
4.大切な人に手紙を書く当事者体験(これにはびっくり。障害によって、自分で手
紙が書けなければ、介助者に口答で伝えて、書いてもらわなければならない。
ラブレターのこともあるし、遺言書のこともあるそうだ。)
5.車いす体験(手動車いす、電動車いす両方体験。4.で書いた手紙を
市役所のところにあるポストに出しに行った。市役所の建物の中にも入ったが、
私の姿を見つけて、案内の方がすぐに親切に声をかけてくださった。)
6.契約や今後についての話
別の日にあと2時間講習があり、数日に分けて14時間の同行訪問をする。同行訪問というのは利用者宅に伺い、介助者が実際にどのように動いているのかを見せてもらう。利用者がプールに行くなら、そこにも一緒に行く。
介助者の心得として最も大切なことは、利用者の意志を尊重するということだ。
私が介助者として働く時には、心して臨みたいと思う。
Thank you for reading my blog.
きのうはハッピーな日でした
きのうは二重にハッピーな日でした。お昼は長男の計らいで、浅草の牛鍋のお店で食事をしました。遅れてしまったけれど、父の日母の日のプレゼント、それから弟である二男の就職内定のお祝いという意味を込めた食事会でした。社会人になってから、年に一度はやりたいと考えていたようです。そういう心遣いができるように成長してくれたことは親としても嬉しいです。
自宅では食べたことのない美味しいお肉を食べられたのも嬉しかったけれど、人生の夢を語り、見ててね、と言った長男の言葉は最高のご馳走でした。仕事に乗ってきたところなので、今は結婚は考えられないけれど、結婚もしたいと思っているからと言っていました。この言葉に、息子は結婚して家庭を持つことによいイメージを持っているんだな、とも感じました。結婚したことで、煩わしいと感じたことは多々ありましたが、余りある喜びを感じられたのも家庭を持ったからであったと思います。いつかよい人と出会い、家庭を築き、そういう幸せを味わえたらいいだろうな、と親として思いました。
二つ目のハッピーな話ですが、夕方から 朝霧裕さんのライブに行きました。以前書いたことがありますが、朝霧裕さんを初めて知ったのは、友人の結婚25周年感謝の会で彼女の講演を聞いた時です。次はライブで彼女の生歌を聞きたいと思っていました。自宅から車で20分位の滑川町(朝霧さんの出身地)にある古民家ギャラリーかぐやでライブは行われました。かぐやはとても雰囲気のある場所でした。このライブが生まれた経緯は朝霧裕さんのブログ記事をお読みいただければと思います。
告知☆彡熊本被災地緊急応援ライブー手から手へー
http://ameblo.jp/cafedudacco/entry-12168300551.html
共演者は写真家の齋藤陽道さん、ギタリストの奥野裕介さん、笛吹きのソウマヒカリさん。齋藤さんは耳が聞こえないので、朝霧さんの介助者でもあるお友だちが手話でお手伝い、もう一人のお友だちが、朝霧さんがお話しする内容が書いてあるスケッチブックを持って、めくっていきます。
朝霧さんは、とってもユーモアのある方でお話にも引き込まれました。歌とお話で、地震で被災して困っている人たちのために自分ができることをしたい、という思いがストレートにハートに届きました。共演者の皆さんの朝霧さんへのまなざしがとても優しかったです。朝霧さんが共演者の皆さんが大好き、というのも伝わってきました。あの空間はまさにこの世の天国でした。
1日に2度のハッピーを味わった私が思ったことは、息子のような若者たちや朝霧さんのような素敵な人たちにとって、この世界を本当にハッピーな世界にしなくちゃね、ということでした。
Thank you for reading my blog.
スケート教室~13回目~亀の歩みで
前回青ヘルを被っていたCさんが、来週はアフロのカツラを被ると言っていたので、それを楽しみにいったのですが、可愛い耳のついた黒いニット帽を被っていました。残念!
私はリンクに遅めに着いたのですが、皆さんリンクで滑っていました。教室開始前のウォームアップです。本当に練習熱心です。そういう雰囲気の中で練習できるのは気持ちがよいものです。
練習内容については、ほとんど変わりません。先生の指示で、皆が動けるようになったこと、数か所三角コーンを置いて、ジグザグで回りながら滑るなど、方法が少し変わったくらいで、最後片足滑走で終わります。昨日は、先生が、滑走者の腕を少し支えて長く片足で滑らせることによって、自分の身体の傾きを感じさせてくれました。
亀の歩みで、と書きましたが、本当に少しずつ身に付いているのだと思います。自主練の時のリンク上のTさんとの立ち話で、毎回同じ内容で飽きて来るね、みたいなことも出ましたが、忍耐強く練習して今やっていることをきちんと身につけなければ、さらに難しいことは身につかないんじゃないか、という話になり、じゃ、がんばりましょう、となりました。本音も出せて励まし合えるよい仲間になっています。Tさんも金曜日に教室に来ることをとても楽しみにしている一人です。「お母さん、今日はスケートの日だね、よかったね。」と娘さんに言われて出てきた、という話を聞くと、こちらまで嬉しくなります。
先生に自分の滑りを動画で撮って見てみるとよいですよ、とアドバイスされていましたが、きのうCさんに頼まれて撮ってあげました。その後、Cさんが私の滑りを撮ってくれました。スマホ便利です。ちゃんと映っていて、客観的に見ることができました。これは勉強になります。
家に帰って家族に3か月半の練習の成果を見せることもできました。自分の課題を確認して、来週の教室に臨めます。
Let's enjoy skating and DRIVE SAFELY, my dear rinkmates!
ブログ記事を削除した理由
昨日、「ラジウム石、もう確信です!」という記事を削除しました。確信が揺らいだからです。
私は、Thrive という動画を見た後に、フリーエネルギーのことが知りたいと思って、調べていました。昨年の10月にフリーエネルギー装置が販売されたようなのですが、現在どうなっているか、はっきりしません。
そうこうしているうちに、Raptという人のブログに辿り着きました。そこには、思いもしないような内容の記事がたくさんありました。陰謀論ではありますが、Raptさんが世の中の悪事を暴こうと闘っている必死さが伝わってきました。
こちらが最新記事です。
RAPT | RAPT×読者対談〈第99弾〉原発も水素自動車もその燃料はただの水と塩。
こちらや過去記事を読んでいくと、振り出しに戻りました。
原発がなければ、原発事故による放射能汚染もないではないか、じゃ、内部被曝に怯える必要もない、ということになります。
日本国民は騙されているということでしょうか。
真実が知りたいです。
スケート教室~12回目~まだ、自転車に乗れない
昨日スケート教室に行ったら、Cさんが赤ヘルではなく青ヘルを被っていました。理由はそちらの方がサイズが合うからということでした。赤ヘルのもう一人のOさんはこのところお休みが続いています。看護師のお仕事がお忙しいようです。曜日を振り替えて練習に来ているのかもしれません。そして私も赤ヘルからニット帽に自己判断で昇格しました。これで3人の赤ヘル軍団は解消しました。でも、仲良くやってます。
昨日の練習内容のポイントは、前向き、後ろ向きのジグザクをやるときに腰をひねるということでした。先生もどうしたら私たちができるか、頭をひねってアイディアを出してくださいました。
前向きのときは、両腕を伸ばして手のひらを上向きにして、右足で蹴る時は右手を前に伸ばしてちょうだいと差し出します。そうすると、腰がひねれて、右手が体の前にきます。(言葉での説明が難しい)これはなかなかいい感じでみんなができました。
問題は後向きです。先生が「何かよい方法はないかな」とおっしゃると、生徒の一人が「後ろの手を見るようにしたらどうでしょうか」と言い、じゃ、それでやってみましょう、となりました。後ろの手を見るようにすると、確かに腰がひねれます。ただ、やはり前向きのようにスムーズにはいきません。日常生活で後ろに向かって動くことをほとんどやらないので、むずかしいのでしょう。どちらの手を前に出したらいいのか途中でわからなくなったりします。頭で理解して、くり返して練習して体で覚え込むしかないのでしょう。
練習メニューの最後は、片足滑走でした。まずは、得意な足、そして、逆の足。グループの中で、長い時間片足滑走ができるようになっている人もいます。私は、今回も全然でした。自転車に乗れるようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。
楽しいお茶休憩の後の自主練習のときに、Aさんから、スケートっていうのは片足で滑るもの、いつも両足で滑っていちゃだめだよ、片足に乗って滑れるようにスケーティングの練習をしたらいいよ、とアドバイスをもらいました。これは、前にも言われたことですが、あまり練習していませんでした。私は、スケートに乗れていません。本当に乗れるようになるのか、弱気が出てきます。Aさん曰く、誰でも歩けるんだから、滑れるようになるよ、と。
ヒロトくんには、「アイハチさん、一緒にスケート始めたんですから、がんばって上のグループに上がって来てください」と言われ励みになるんですが、いつのことになるのやら。今の私を、こんな時もあったな、と笑える日が来ることを楽しみにしています。
I'm looking forward to seeing my rinkmates next week too.
スケート教室~11回目~次なる壁
昨日はスケート教室11回目、3か月が経ちました。ケガなく休みなく継続できたことは幸運でした。
練習内容はあまり変わっていませんが、自分を含め周りを見ても、先生が指示したことを順番にやれていることが進歩かなと。ただ、後向きのジグザグはまだ、完璧ではありません。
練習の最後に、じゃ、片足で滑ってみましょうか、と先生が指示されました。最初両足で滑って、片足を上げて滑っている方に固定します。私の場合、左足で滑ろうとすると右足を上げてもすぐに右足の方に倒れて足を着いてしまいます。逆も同じです。陸上での片足立ちは難しいとは感じませんが、氷の上では怖さが出て、十分に重心を移せないために難しくなります。また、恐怖心との戦いです。
上手な方にコツを聞いてみると、これはできるようになると難しいものではない、ということでした。子どもの頃、自転車に乗ることができるようななった時のように、ふっと片足に乗って滑れる時が来るのではと感じます。
4月に同じグループでスケートを始めた20代前半のHくんは、前回から上のグループに上がって練習しています。同じに始めても、若さとか身体能力で上達の速度は違います。新しいことにチャレンジしてやろうという気持ちの持ちようも大きいと思います。同じリンク内で、レベルの違う3グループが練習しているので、上手な人たちの練習が目に入るのは、よい刺激になります。
7月から4か月目、修行は続きます。楽しんでいきますよー。